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アトリエ日記

( 2002/07 ← 2002/06 → 2002/05 )


[ 当選? ]
ある日、教室見学にきた方が
「先生! ペイントクラフトによく載ってますよね。
  当選確率いいんですね! あれは編集者の方が
  どの作品にするか決めるんですか?」

「・・・へ? 当選?」

「だって載せるのに応募するんでしょ?」

「・・・・しないってば・・・・」

「ええ〜!!!? てっきり先生方がたくさん作品を応募して
  その中から載せてるんだと・・・・・」

世の中そう思っている人の為に説明しておきますが
応募制度ではありませぬぞ!!

ある日突然、編集部からTELが来る。
「○○号に載せる作品お願いします」と言う感じ。
使用する材料やモチーフは指定されることが多いし、
当然担当する物が決まっていて好き勝手には描けないのだ。

例えば、6月号の私の担当は

300円ほどのビニガサに描く。大人用と子供用の2本。
梅雨から夏にぴったりのモチーフで花じゃないもの。
どちらも初級で子供用は、スポンジブラシだけを使って描くこと。
そして、読者プレゼントにすること。

ラフデザインを描いて編集部のOKをもらってから描き始める。
他の先生方とのバランスも大事。同じ雰囲気の作品ばかりの本じゃ
つまらないから、今回はどんな先生に描いてもらうか
選ぶ編集者側も大変だと思う。

締め切りは・・・・結構きついことが多いかも・・
でも、お金を頂いて絵を描かせてもらっているのだから
ありがたいことなのだ。

だから本に掲載されている作品は、綿密な計画のもとにかかれているのだ。
「私の出してくれえ〜!!」と言ってもダメなのだ。

だから、載せてもらえるということは光栄の極みなのである!!
と言っても・・・まだ駆け出しでぺーぺーだけど・・・

でも!!調子に乗ってがんばっちゃう!!






2002/06/28(金) 晴れ時々曇り


[ 我が家の食卓 ]
しゃむい・・・・・16℃しかない・・・・
来週からは7月だと言うのに・・・

先日、お出かけして家に戻ると、玄関に何やら置いてある。
「あれ・・野菜だ・・だれもって来たんだろ・・」

こんなことは良くある。名前も書いてないのが当たり前。
もらったものはすぐ食べる。これ鉄則。だって新鮮でおいしい。

さっそく今夜の食卓へ! 食べ終わった頃、電話が来てプレゼントの主がわかるのだ。
今日の夕飯は、イカと大根の煮物、だし巻き卵、絹さやのお味噌汁
キャベツとカブのお漬物。

夫とその夕飯を食べながら
「ねえ、この大根とカブはは横田さんからもらってねえ、
 卵はナオ先輩から、 絹さやは、鈴木さんでえ、
  そいで、イカは・・・あれ?だれだったけ・・?」

夫「で、またもや、ぜ〜んぶもらい物でメニューが出来たってわけ」

私「そうなの!我が家の食卓はいつも皆さまに支えられているのだ」

夫「これって、すごいことだなあ・・・」

私「うん・・すごい!!」

私たちは、愛されている!!!!?

「これは、あの人に持っていってあげよう。喜ぶだろうな・・・」と
 思う相手。

それはきっと好きだからに違いない!!・・と私は勝手に思っている

「みんなに可愛がってもらって、幸せ!幸せ!」

そして今日も、我が家の食卓には、皆さんの愛が並ぶのだ!







2002/06/25(火) 雨


[ トールは楽しくなくちゃ!!ね! ]
JDPAコンベンションに出していたウサギさんのパネルが
帰ってきた。
「う〜ん・・・・これがねえ・・・・」

夫と2人で、まじまじと眺める。

「他のはどんな作品が飾ってあったんだろうね・・・」

「そうだよなあ・・・」

なんでこんな会話になったかというと・・・・

JDPAのコンベンションが始まると名古屋に見に行った方たちから
「作品見ました!!」というメールがたくさん届いた。

感想のほとんどが「癒されました」「ほっとしました」
「幸せな気持ちになりました」「肩の力が抜けました」などなど。
こう言っていただけるのは本当にうれしい。

しかし、彼女たちのメールには、もう1つの共通点があった。

「落ち込んで帰ってきた」「威圧感があった」「私には出来そうも
ない作品ばかりだった」「レベルの高さにビックリした」などなど。

彼女たちが私の作品の前で、ホッとしたのが何となくわかる。

きっと描写的で技術重視の作品が多かったのだろう。
みる人達に、これでもかとオーラを出す作品たち。
その自信とプライドが人を、萎縮させるのかもしれない。
絵の上手い人は、世の中にたくさんいる。私よりもっともっと
上手い人達が数え切れないほど。
その現実を見せつけられたら私だって落ち込むかもしれない。
でも、トールペイントを主婦たちのクラフトから遠いものに
していくんじゃないかと心配になる。
トール経験者だって落ち込んで帰るくらいだから、
私にもできるかな?と思っていったお客さんたちは
芸術の世界に戸惑ったかもしれない。
これでは、トール人口は増えていかないかも・・・・

でも、出展した方たちの気持ちもわかる。
1年に1度の大きな祭典。気合だって入る。
せっかく来ていただいたお客さんに、自分の最高の作品を
見せてあげたい。がんばるのは当然なのだ。

描く人の気持ち。見に行く人の気持ち。
バランスをとるのは難しい。

みなさんが私の作品を、見てホッとしたのは、もしかすると
気合の入ってない作品を見たからかもしれない。
過去に何度もコンベンションに出展しているが
どの作品も、生徒さんが描けそうなものをチョイスしている。
教室にも、気合を入れて描いた物は飾っていない。
どれも、がんばれば描けそうな作品ばかりだ。
難しいと思う作品は、プライベートな部屋に飾る。
だって、やってみようかなと来てくれた生徒さんに
トールペイントの入り口を広くして迎えてあげたいのだ。
先生がこれぞと言う作品ばかり提案していたら
「私には無理」と思うにちがいない。

だから、シンプルでわかりやすいデザインを考える。
それでいて繊細でやさしい雰囲気をどう取り入れるか・・・
手を入れすぎれば難しくなる。私だけが描けてもそれはトールとは
言わない。みんなに同じように描かせてあげたい。
色数を削ったり、大きさを変えたり・・・
あたまをフル回転で考える。
それはデザインを考える人間の責任だと思う。

たくさんの人にトールペイントの素晴らしさを知ってもらいたい。

トールペイントは、楽しくなくっちゃ!!
図工や美術が嫌いだった人達が、楽しくできるクラフト。

いつまでもそうあって欲しいと心から願う。



2002/06/23(日) 曇り時々雨


[ 大切な言葉たち ]
先日、発売されたばかりの「Favorite Words」もう
購入された方いるかしら?
サンーケイさんからこの本を出すと、企画を頂いたときは
変わった企画だなあ・・・・と思った。
自分が選んだ言葉や詩などから、その言葉に合わせて作品を
描く。というものだ。20人の作家の作品が載るらしい。

残念ながら詩集などは持っていなかったので
宮崎駿の映画作品の中から「天空の城ラピュタ」を選んだ。
宮崎作品はどれも大好きだったが、天空の城ラピュタの
主人公のセリフにとても印象深かった言葉があったのだ。
その言葉を何度も頭の中で繰り返し、今回の作品を描いた。

本が届いたので見てみると・・・・
なかなかキレイに写っている。
ちょっと写真が右に傾いて撮影されているのが残念だけど。
もしかすると切り株を傾けて描いたのがあだになったか・・?

他の先生たちのを見たら・・・・みなさん詩集や名言(英語のもある!)などから作品を描いていた・・・・
映画(しかもアニメ)のセリフなんて、
わたしだけだあ〜・・・・・びえ〜ん!!

・・・まあいいか・・・分かりやすいし・・・?
でも画集のようで素敵な本ですぞ。
先生方の気持ちもちょっとはわかるかも?
欲しい方はサンーケイさんに聞いてね・・・・

2002/06/21(金) 晴れ時々曇り


[ 父の話 ]
先日の日曜日は父の日でしたね。
みなさんは、何かプレゼントしましたか?

前回、母のことを書いたので、今日は父の事を話ましょう。

父は、鉄工業を営む職人。
30歳のころ脱サラをし、小さなテントと溶接道具で仕事を
始めたらしい。
1人でコツコツと作業をするのが好き。
30年以上この仕事をしているが、人を雇うことと借金は1度も
無い。大きな倉庫の骨組みをあっさりこなしたり、そうかと思うと
子供の三輪車まで直す。そういえば包丁を研いでくれと頼まれたこともあった・・・いったいあなたは何屋なの?
でも、父を信頼した人達に囲まれ今まで無事やって来れたのだ。
しかも父は彼らを裏切らなかった。
納得がいくまで妥協しないのだ。だから父の仕事はいつも美しい。
丁寧で狂いの無い彼の作品は、子供の私にもよくわかった。

手先がとても器用で、なんでも作れた。
竹馬や、凧、竹とんぼなどカッターを使うものも良く教えてくれた。
私が手を切ったって、父はヘッチャラ「なめとけば直る」の一言。
自然の事はなんでも知っていた。この実は、なんの実でどんなところに生えていて、この虫は、毒があるとか、蛇や魚や鳥や・・・・
けして押し付けて教えたりはしなかったが、そこがまた良かった。

「勉強なんかしなくていい!! そんなものは大人になっても
    役にたたん。それよりザリガニ釣りに行くぞ・・」

宿題をやっていると、よく父はこう言って邪魔をした。
・・・・んなことないでしょうがあ・・・・と思ったりもしたが
今思えば、それも必要なことだったと思う。

彼から習ったことは、私の人生に不可欠なものばかりだ。

トカゲやかえる、蛇、虫も好き。この花がいつ咲くのか、
種はどんな形をしているのか、この実は食べられるのか、
秋に出る雲はこんな形、この鳥が鳴いたら明日は雨、
土の匂い、山の色は・・・・・

私の作品の色は、彼の遺伝子から受け継いだものだと思う。

60を過ぎた今も、彼は美しい作品を作り続ける。

「最近、目が見えにくくていまいちだ」なんて言うが
 実直な仕事振りは変わらない。あいかわらず儲けも薄い。
手の器用さと違って、彼の人生は不器用なものだったかもしれない。 
それでも、彼はいつまでも職人なのだ。
そして山や大地をとても愛している。
休みの日は、山へ行く。登山ではない。森に入るのだ。
野鳥を見、きのこを取り、紅葉を楽しむ。1年中、森に行くのだ。

「もう年なんだから、無理しないでね。山で迷子になったり、
  クマに襲われたら大変だよ」と言うと、父がこう言った。

「そうなってもかまわんよ。それが運命。山で死ねたらちょうどいい
 土に返って・・・森の栄養になるだろ。墓に入るよりずっといい」

やれやれ・・・と思ったが、
その気持ちがわからないわけではなかった。

そう言えば、そんな父と昔大喧嘩をしたことがある。
何ヶ月も口をきかなかった私。
どんな喧嘩だったかって?

・・・それは長くなるのでまた今度・・・・・  

2002/06/19(水) 晴れ


[ 寝る!! ]
・・・・ただいま・・・・やっと帰ってきました・・
こっちの世界へ・・・

世界のトールペイント展様の作品が、2つ出来上がりましたあ!!
さっきニス塗ったぞ。もう・・・・へとへとだ・・・
で? 締め切りは何日だったケ?
そうそう17日! ・・・・・って今日なのよお!!!!!
・・・・あせっても無理な話。明日送っても着くのは
19日・・・・・今まで遅れた事1回も無かったのに・・・
まあ・・・しゃ〜ないかあ・・・・・

気を取り直して本日、ペイントクラフト32号の
作品載せました。ほら例の・・・・ビニガサ・・・・
がんばったのよお・・・
そういえば、あれプレゼント商品になってたな・・・・
欲しい人いるのかしら・・・・?

とりあえず思考能力がなくなってきたので、寝ますう・・・ZZZ
2002/06/17(月) 曇り時々雨


[ 間に合わん! ]
本日のお日柄は良くない!!なぜなら!
17日締め切り予定の、世界のトールペイント展の
作品が14日現在出来ておりません・・・・
1つは出来ているんだけど、もう1つが・・・あと半分。
明日、あさってとバレーが控えているし・・・

ああ〜〜〜!!!! 担当者さまあ!!どうかお許しを・・・

2002/06/14(金) 曇り時々雨


[ とりあえず・・・ ]
ついに福島も梅雨入り。
私の身体は、なんとか立ち直りロボットから人間になりつつある。

今日は、新しい作品を2点ほど載せてみた。
傘立てのほうは表札とおそろいで描いてみた。
妖精のほうは・・・・・・
先日のカントリークラフトの妖精ちゃんが結構うけたから
調子にのって描いてみた。あの本には残念ながら小人ちゃんの
描き方しかのっていなかったし・・・・
・・・・みなさんえらいブーイングだった・・・

今回の2点を見比べると、とても同じ人間が描いたようには
見えない。が!どちらも出口睦美の作品にはちがいない。

・・・・わたしって、とりあえずなんでも描くのだわ・・・・・

「頼まれたら、とりあえず描こう。ホトトギス・・・?」
2002/06/12(水) 曇り時々雨


[ マキマキ ]
・・・・・・からだが・・・・体がいたあ〜い!!!!!
予定通り体中、筋肉痛。
昨日の試合張り切りすぎた・・・・一年ぶりなのを忘れていた・・
身体って衰えるものなのねえ〜!!!!
OLのころだって、会社のバレー部でがんばってたのよお!?
全国ネットの会社だったから、全国大会てのがあって
準優勝したはずなのに・・・・・
主婦になってからもず〜っとママさんバレーにいそしんで来たのに
・・・・・やっぱり30才を過ぎたあたりから・・・・・
む、むかしの栄光は(?)どこへいったのおおよお!!!

手すりにしがみついて階段を上る私を
夫が、後で・・・・笑っているうううううう!!!!

「・・・・ロボットみたいだぞ・・・・・ネジ巻く?」

巻けるもんなら、巻いてみろおおおお!!!!
2002/06/10(月) 晴れ時々曇り


[ 今日の私 ]
毎日毎日暑い・・・・・
今日は10時から6時まで、レッスン。
そんで大急ぎで庭に水やりして、夕飯のしたくして
7時から9時までバレーボール・・・・・
なんせ去年は、病気で練習をしなかったので一年ぶりだ。

ちょっと練習しただけなのに、もうヘトヘト・・・
体中がつっぱっている・・・・
それなのに、明日は試合よお〜!!!!!
なんにも役に立たないことまちがいなし。
・・・・来週も試合があるんだって・・・・

ご飯食べて、日記書いてるうちにもう10時だ。
これから、今週の写真注文の集計して、明日の準備して
お風呂だわ。

・・・・ああ・・今日も1日過ぎて行く・・・・・・


2002/06/08(土) 晴れ


[ ピーちゃん入院 ]
いやあ〜・・・・・驚きました・・・今回は・・・
我が家のピーちゃん(パソコン)がぶち壊れ
なあ〜んにもできなくなちゃって・・・・

なんせあの日はついてなかった・・・
朝からブルガリアヨーグルト、足に落とすし・・・
床と私の洗ったばかりのスリッパに飛び散ったヨーグルトを
フキフキしながら、いやな予感はしたのだ・・・

せっかく先日の取材の様子を載せようと準備していたら・・・

「・・あれ・・なんか変な動きするなあ・・・再起動するかあ」
とピーちゃんを再起動させたとたん・・・

「ほげえ〜!!!!! 画面真っ黒・・・う・ご・か・ん」

急いでお師匠さまに連絡。

師匠「ウインドウズが壊れたかも・・・明日見に行くわ」

次の日、点検していた、お師匠様が

「・・・家にもっていくわ・・ここじゃ直らん。ディスク壊れたかも
   データMOに取っておいた?」

私「・・・4月にコピーしたっきり・・・・」

師匠「・・・そりゃあ・・ヤバイかも・・・」

私「もしかしてえ・・・5月とかのデータがあ?・・」

師匠「・・・最悪はね・・・・」

私「・・・・・」

師匠、私のピーちゃんをあっさり持っていってしまった・・・
今週中にはなんとかなるとの事。
がっくり肩を落とし落ち込む私。

そして今日! ピーちゃんが応急処置を終え帰ってきた!!!
こんな早く元気になるはずでは、無かったのだが
お師匠さまが徹夜でがんばってくれたのだ!!(なんていい人だ)

とりあえず今のところ、無事動いている。
もうちょっと様子を見てから全快宣言らしい。

たまったメールに必死で返事を書いて、明日中には
必ず取材の写真載せますね!!
ご迷惑をおかけしました。
2002/06/06(木) 晴れ


[ 顔の筋肉が・・・・ ]
日記サボってしまいました・・・すみません・・・
今日撮影が無事終わりました。

お昼頃到着した取材スタッフのみなさまは、テキパキと
お庭の撮影を開始。
作品をあっちに持っていったりこっちに置いてみたりと
本当に撮影って大変だ。
カメラマンさんのこだわりはただものではない。
私がただ撮っているのとはわけが違う。

「せんせい〜!出番です! 着替えてください」

「え・・・・? これじゃだめ?」

「それだと、お仕事してるって感じなのでもっと可愛い感じの・・」

・・・・・ワンピースに着替えた、いや着替えさせられた私は
なんともラブリーな雰囲気のポーズ・・・・
こりゃ生徒さんが見たら、腹抱えて笑うかも・・・・・
また着替えて今度は、近くの田んぼへ・・・
あぜ道を歩きながらの写真。
どんな風に出来上がるんだろう????

撮影が終わったのは6時。東京へ着くのは9時ごろかな?

「はい!微笑んでみてええ〜!! 今度は70%笑ってえ!
 次は50%!」

・・・・・70%って?・・・どんな笑顔なんだろうと思いつつ
無事済んで本当に良かった。

しかし・・・・笑い顔を作りすぎたか顔の筋肉が・・・変・・・

2002/06/03(月) 晴れ


( 2002/07 ← 2002/06 → 2002/05 )


[ 管理者:アトリエ・ルナール ]


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Thanks to CGI-StaTion & 手作りCandy